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ミリエンダについて

2010.08.31.20:08

フィリピンにはミリエンダというおやつ文化があります。
一日3食に加えて2~3回のミリエンダ。
気づけばなんか食ってる。それがフィリピン人。

おやつといって想像するのが、スナック類。
フィリピンのスナック菓子は欧米や中国の物よりもおいしい!と感じます。需要があるから発展したのか、本当にいろんな種類があって、結構楽しめます。
クッキーやチョコレートなどの洋菓子は日本のものが人気。
こっちで売っているチョコレートは黒砂糖を固めたようなまか不思議なもの。
フィリピン人へのおみやげは市販のお菓子がいいというのは真実です。

でも。
ミリエンダで食べるのは「お菓子」だけではないのです。
フライドチキン、あま~いまっっかなスパゲッティ、BBQチキン、BBQバナナ、ブコパイ、菓子パン、ケーキ、アイス!!
ありとあらゆる食べ物がミリエンダで食されます。絶対「ご飯いらないよ!」と思うくらい食べてます。
しかも、食べることを周りに強要します。けっこう無理矢理食べさせられることもしばしば。

この前は・・・ブラウンシュガー付きのふかしたサツマイモとスプライト1本を渡され「食え」と。お金は?と聞くといらないと言う。
これはねー断れませんよ。
こそっとほかの生徒たちに分けて何とか処理。ふー危なかった・・・。

といっているそばからこれ持ってけ!と言われる日々です。
私が底なしの食いしん坊だったらうれしいんだけどねー

肥満も糖尿病も月並みに怖い中肉低背の日本人で、そんなに若くもないから!
日本でそれなりに食事に気をつけてて運動もしっかりしててこれ(ぷよ)だから、もしなんにも考えずに
食べたら食生活変わりすぎて体こわします。ほんとに。

フィリピン人は糖分・油分に対しての許容量がでかすぎます。で糖尿病になる、と。
うーん。こういう基本的な健康に対しての知識は国が教育しなきゃだめなんじゃ無かろうか。

年中暑い国だから、エネルギー消耗するのはわかるし、ミリエンダっていう文化も大事。
でも体をこわしてまで食べるのは本末転倒。
せめてもうちょっと知識があって自分でコントロールできればいいなぁと思います。

そういう授業、今度やってみたいと思います。
不評かもしれないけど!
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トイレについて

2010.08.30.20:50

トイレのことをコンフォータブル・ルーム、略してCR、といいます。
フィリピンのトイレは和式・洋式、どちらかというと洋式です。
でもほとんどのトイレには便座はありません。

これはうちのトイレ。

これできれいな方ですねー
みてわかるように、ここに腰を下ろすことはできません。よって中腰で用を足します。
なれるまではちょっとしんどいです。

いわゆるぼっとん便所ではなくて一応水洗トイレ。
ボタンを押してじゃーっと流れる高級な仕組みなどはなく、横に設置されている水道から水をくんで手桶で流します。

汚い話ですが・・・大きい方をした場合、一気にたくさん水を流さないとうまく流れていってくれません。
これはちょっとコツが要るのです。

もちろん紙は流さず隣にあるゴミ箱に。
日本や欧米ではトイレに紙を流しますが、アジアでは流さない、流しては行けない国がほとんど。中国やタイでもそうでした。

このわけは、実は下水の仕組みにあります。
下水というのは立派なもので、ただ管が処理場へとつながっているわけではなく、固形物を含んだ汚水・生活排水を滞ることなく流すために、その配管の太さ、傾斜が綿密に計算されているとのこと。

この国ではそこまで気を使って配管を行うこともないし、紙と分けて処理する習慣が定着しているのだろうと思います。
うっかり紙を流し続けると、いずれ詰まって、汚水があふれるという恐ろしい事態になります。

ちなみに、都市部の高級なCRにはちゃんと便座があるところもあります。

中腰トイレ文化、いい筋トレです。

洗濯について

2010.08.29.22:23

フィリピンの洗濯#3

今回は洗濯ものについてのはなし。
洗濯機があるのは都市部のほんの一部のお金持ちだけ。
もちろん家にあるはずもなく、週に2日くらい手で洗濯しています。

 
フィリピンの洗濯#1

フィリピンの洗濯#2

6~7枚の服やタオルを洗うのに、タライ4~5杯分、大体30L位の水を使います。
粉洗剤(石鹸ではなくアリエールとかサーフとかです)もあるけれど、石鹸の方が汚れに直接アタックできる気がして、洗濯用の石鹸を使っています。 それもサーフで漂白剤入りの強力な奴。
シミもちゃんととれるのでびっくり!

洗濯はいつも外の洗い場で。
外には下水につながる排水口はないので、洗濯ででた汚水はそばの溝を通って隣にある池に垂れ流しの状態です。

フィリピンに来て一番ショックだったのは、その洗剤たっぷりの汚水を家のアヒルや鶏たちがゴクゴク飲んでいること!!
や~め~て~!!
よく死なないなぁと感心しつつも、くちばしの周りにある赤い変なぶつぶつはこの汚水のせいじゃないかと思っています。

お家で一度ほくほくのゆで卵がでてきたときは、本当に本当に躊躇しましたが、いらないともいえなくて・・・食べました。
ちゃんと私も汚染されました。

ある日はナナイが絞めてさばいたアヒルのお肉が生姜煮になって出てきたのですが・・・正直、すごく生臭かったです。
なんだかそれ以来、お肉があんまり口に入らない私。

桃は残留農薬が多い果物だけれど、マンゴーを食べていて時々石鹸を食べているような味がするものがあります。
思いこみかもしれないけれど、土壌汚染、水質汚染は当たり前のフィリピン。
環境の管理なんて気にしていないのがふつうなので、もしかしたら、いろんな悪いものが入り込んでしまっているんじゃないかと恐れています。

いかに自然の浄化作用があっても限度があります。

お魚でもたまにものすごく臭いというか洗剤臭いものがあって、できるだけ避けるようにしているけれど・・・
ここの市場で売り買いされている魚介類は大体近海のもの。河口付近はだいぶ汚いことだろうと思います。
工業地帯など場所によっては工業廃水がそのまま垂れ流しのところもあるそうで。
安全な食べ物を手に入れるのはとても難しいことなのだと感じているところです。

何しろ相手は目に見えない!
大して当てにならない自分の勘と嗅覚だけが頼り。

でも、もしかしたら、気づいていないだけで、そう信じ込んでいるだけで、私たちが日本で食べている食べ物の中にも、似たような物があるのかもしれないとふと思ったことです。

こちらの下水環境はバランガイ(地域)ごとに整えら れているところもあれば、国や市が行っているところもあるそうで。

ちなみに私のいるバランガイにはバランガイ独自で設置したの簡易下水処理所があるそうで、排水溝をちゃんと流れていく汚水は一度下水処理施設に集められ、浄水されてから川に帰っていくそうです。
それは、マノイ曰くほかのバランガイよりも財源が豊かだから出来ていること。
同地域内に少し大きいショッピングモールがあり、そこからもお金を徴収しているからで、他の地域はなかなかそこまでできない、自分たちはラッキーだと言っていました。

でもどこまできれいになっているのか、どういう仕組みできれいにしているのか、それは見学後のお楽しみ。
今度、暇なときにマノイと見学に行く予定なのです。

ネットなどで調べると、フィリピンの大半の汚水は一度家の地下のスペースに混ぜこぜに集められて、そのまま地中に染み出していくというパターン。目に見えないだけで、地面垂れ流しと変わらない。
近くで井戸の水を使っていた日には・・・えらいことになります。
目に見えない分、気づかないし、考えなくなるから余計悪いかもしれない。

フィリピンには本当に障害を持った人が多いのです。その理由の一つとして、環境汚染があるのではないかと感じている今日この頃です。

障害の診断について

2010.08.21.18:15

 フィリピンの子どもの約10%が障害を持っていると障害者団体代表のリチャードは言います。そしてその中で学校に行けているのはたったの2%。残りの98%は学校に行けず家で過ごしています。

一つのバランガイ(村)に100人はいるという障害児。これはリチャードたちが活動を行う中で出会った子どもたちから概算したもの。
フィリピンは42,000のバランガイがあるから、約400万人の子どもたちが障害を持っているということになります。そのほとんどが学校に行けていないということ。

フィリピンは医療費がとっっても高いです。しかも専門医や設備の整った医療施設や病院は都市部にしかなく、そこへ行くだけでお金と時間がかかる。もちろん障害を診断してもらうにも診断料がいて100400ドル。フィリピンのお金にして4500~18100ペソ。教員の初任給ひと月分4000ペソだと聞いています。とてもじゃないけど、払えない。現実的な手段として教員によるプレアセスメントが行われています。前もって教員が障害の度合いや傾向を診断:assessmentし、その後医療機関へ行ってもらうという算段で作られたらしい。決して正式なものではないけれどお金がないから容認されています。


けれど、現地の先生たちに聞くと、お金が無い生徒は正式な診断を行っていないとのこと。えー、じゃあ、障害者のIDも持って無いの?ただでさえ政府の補助金が無いのに、IDによる割引も受けられないなんてー。
 
 聴覚障害の診断方法としては以下の方法があります。 

ASSESSMENT

Informal Assessment

Teacher’s Observation by check list

Formal Assessment

Medical certificate by Doctor or Audiologist

 アセスメントツールや診断の方法はまだ見せてもらっていないけれど、聴覚障害に関しては太鼓やベルを使って当てさせたり、声での呼びかけを行ったりしているらしいです。
 レベル分けとしては以下の通り。
 

Level of H.I.

1

Moderate

Exploit survival hearing

General school

2

Slight

Use hearing aid

3

Mild

Use hearing aid

4

Severe

None aid

Deaf school

5

Profound

Only vibration

 人工内耳は全く広まっておらず、フィリピンに来て今のところ一人も出会っていません。ただでさえ高い医療費。現実的に人工内耳の手術代を払える家庭はほとんどいないのだろうと思います。

 補聴器でさえ一人しか見たことがありません。その補聴器は箱型のもので、付けている子は全く発声をしないし、付けてこない日がほとんど。本人自身、補聴効果を感じていなんじゃないかなぁ。どのようなところで補聴器のフィッティングをしたのか、そもそもきちんとした聴力検査を行って装着しているのかも謎です。

 このような現状なので、日々手話でのコミュニケーションです。声もほとんど使いません。比較的聴力が残っている子の中には、聴者に対してだけ声を使う子もいますが、会話のスピードが遅くなるため、手話が使えるとなると、音声言語なしの手話にスイッチします。
 保護者も基本的な会話は手話で行っています。これに関してはまた別の回で。

 
知的障害はどういう風に診断されているんだろう? また分かり次第まとめていきます。

英語とフィリピノ語と現地語

2010.08.21.18:11

フィリピンでは3つの言語を話します。英語とフィリピノ語と現地語の3つ。
H.I.クラスの先生たちに英語とフィリピノ、現地語どれが一番大事なのって聞いてみると迷わず英語という答え。それが世界のスタンダードだからって。

2003年に行われた国際数学・理科教育達成度調査の結果、38か国中36番目。
結果の悪かった要因の一つとして、英語での教育が考えられています。
一般的に小学校3年生からはすべての教科を英語で教えていますが(建前上)
英語は母国語ではありません。

母国語でない英語を用いて、わかりやすく説明し、概念化を形成するのは難しい。
多くの場合、知識の記憶にとどまり
考え方を理解していないために、それを操作したり、自ら考えたりということはできません。

じゃぁ、ASLを日常的に使うろうの子どもたちは、英語を獲得してから現地語やフィリピノなのでしょうか?
でも授業中は英語と現地語が半々。
英語という音声言語を獲得するにはそれを使わなきゃ頭に入らないし、どちらも充分に獲得できていない2つの言語を、唐突に切り替えながら説明に使ってもみんな分からないんじゃないのかなぁ…。
フィリピノ(タガログ語)に至ってはフィリピノ(日本で言う国語のような教科)以外で使ってないし!

それを突っ込むと
「詳しいこと説明するのにはネイティブの現地語が私たちにとっては楽なのよ~、ハハハ~!」って。
完全に教員目線です。
言語の獲得がスムーズでないのは当たり前かもしれません。

しかも手話はASL。ASL自体は英語の手話。
だけれど、日本語と日本手話の文法が違うように、英語とASLの文法も違います。
しかもフィリピンではASLに現地語やフィリピノを乗っけて話す時もしばしば。

きこえないろうの子どもたちの母語は手話です。

そこに音声言語を乗せ、マッチングしていくことによって、初めて、自分の持っている言葉と世間で使われている言葉が繋がっていきます。
これはとても根気のいる、繊細な注意力のいるプロセスだと思っています。

だから、もし「英語」を学んでほしいと思うなら、日常的に「英語」をやり取りし、経験とことばのマッチングを通して一つ一つの語彙の意味をクリアにしていく必要があります。

けれど、先生たちはしばしば現地語を話しながら、英語の手話を使っています。
これは、例えば私たちが中国語を勉強しろ、と言われているのに、周りの人や先生たちは韓国語を話しているようなもの。
いや、それよりも厳しい環境かもしれません。そのような環境で「ことばができない、覚えが悪い」と言われたら、皆さんはどう思いますか?

これはHIクラスに限ったことではなく、知的障害クラスでもいえること。

それぞれ違う能力を持った子どもたちにどんな言葉を投げかけたら響くのか、分かってもらえるのか。
発達段階が2~3歳ぐらいの生徒に「道路を横断するときは左右を確認します」と言うより、「右を見ます、左を見ます、車はいませんか?渡ります」と身振りをつけながら言う方がきちんと状況を分かってもらえます。

日本の先生だったら当たり前に気遣っていることが、ここではほとんど注目されません。
フィリピンには、生徒本位の視点を持つという基本的なことが難しい先生も多いようなのです。

子どもたちの表現はとても豊かで、一人語りが始まるともうドラマになっていて、
それに音声言語を乗っけることは難しいこともあります。

聴覚活用がまともに行われていないフィリピンで音声言語を入れるには
特別なカリキュラムが必要なのだと思います。
私たちが「国語」で日本語を学ぶのとは違う、第2言語としての言語の学び方。
日本人が英語やフランス語や中国語を学ぶような学び方。
すでに世界中にノウハウはあるはずだから、それを、言語教育の方法を勉強しないといけないなぁ。

それには私自身の語学力も身につけなくちゃー…。
プロフィール

coloboocle

Author:coloboocle
福井生まれ、福井育ち、京都にしばらくいて、また福井。
縁あってただいまフィリピンに滞在中。

ろう教育を中心に特別支援教育にかかわっています。

登山とキャンプとおいしいものをあいしています。

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